ジェイアール名古屋タカシマヤが今年もやってくれました。一昨年のブレーメン音楽隊、昨年の白雪姫に引き続き、1階正面ステージがおとぎ話の世界で彩られています。百貨店の落ち込みが報じられて久しい中、こういうところにきちんと投資するところに、百貨店の百貨店たる理由があると思わずにはいられません。

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今年のテーマは「くるみ割り人形」ということで、少女クララを中心としたファンタスティックな世界がエントランスを華やかに演出しています。

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正面から見ると、こんな感じ。ガラスにシートを貼ってお城の外観に見立てています。

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床や柱巻にもシート張り。

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インフォメーションカウンターまでしっかりデコレーションされています。

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カタログの表紙も素敵ですね。

インターネットショッピングが当たり前となった現在、百貨店での買い物は、時間・距離・手間のどれを取っても利便性や効率性とは対局にあるのかもしれません。しかし、いつの時代も「お出かけ」「お買いもの」は、老若男女がドキドキ・ワクワクするイベントであって欲しいもの。

そして、その中で本当に「いいもの」「欲しいもの」「憧れるもの」に出会う瞬間があります。それは姿形だけではなく、質感や匂い…自分の五感全てに訴えかけるものであることを、私たちは本能的に理解しています。

そうした自分にとっての "本質" を見極める力は、残念ながらPC画面では養われません。その役割の大きな一端を、今も百貨店が担っているとは言えないでしょうか。ジェイアール名古屋タカシマヤのディスプレイにそうした百貨店の「自負」すら感じられるのは、きっと筆者だけはないはずです。

「2013タカシマヤクリスマス~心ときめく、夢の世界へ~」は、12月25日まで。

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