編集後記アイコンカザーナ創刊3号、いかがでしたか。「創刊号」と銘打つのはこれが最後となります。ようやく、ヴェールに包まれていた本誌の全貌が明らかになってきたのではないでしょうか。
ご覧の通り、今後本誌は大きく2つのフェーズで構成されます。これからの日本カルチャーを捉える上で重要なキーマン・キーワードを、カザーナ独自の視点で取り上げる「特集」と、カオスの近未来を高速で駆け抜けるカザーナ世代に必要な燃料として"見るべきコンテンツ・行くべきスポット・知るべきパラダイム"を集積した「レポート」。この2つを基軸としたシンプルな構成が本誌最大の特徴と言えるでしょう。

今号「特集」の野呂朋大さんは、僕の大学時代からの友人です。ファンの方からすれば「『野呂ちゃん』だなんて、ずいぶん馴れ馴れしいヤツだな」と思われたかもしれませんね。今回は…というより今回も、相手が僕だったからこそ話してくれた内容も正直多かったのではないかと思い、リアルな彼の「今」を伝えたいという気持ちから、あえていつも通りの話口調で展開しました。

きっと、彼の仕事や未来に対する意識の持ちように、共感する所は多いのではないでしょうか。それは30を前にして生き方を見直したり、新たな挑戦に備えて身の回りの環境を整えようとする彼の行為自体、決して俳優という特殊な職業に限った話ではないからだと思います。

彼の演じる姿に笑いと感動を覚えるのだとすれば、それは彼が、親しみやすく愛すべき三枚目を演じるプロの役者だからであり、またそうあり続けるために、三枚目にすらなれない僕たちと同じ目線で日々悩み苦しんでいるからに他ありません。だからこそ演じられる「表面張力」の魅力を、ぜひ次回、彼が演じる舞台で体感してほしいと思います。

今号から始まった「レポート」、こちらも楽しんで頂けたでしょうか。原稿募集を読んで集まって頂いた精鋭執筆陣にぜひエールをお願いします。せめて、好きな記事の拍手ボタンを押してみて下さい。カザーナのクオリティを決定するのは読者であるあなた、そう、あなたです!…本当は僕だけどね(笑)

今日もてきとうに。

てつへい


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