a1180_001682_m
今月から、月初めに前月の人気記事をランキング形式でお送りします。以前の「編集後記」で書いていたような、記事の裏話や後日談、さらには次回予告も、今後はこちらでざっくばらんに織り交ぜていきますのでお楽しみに!

それでは早速10位から順に見て行きましょう。



【第10位】 古都に遺された地獄―京都お地蔵さん伝説(227)

最新記事がすでに第10位にランクイン。京都という歴史的にも文化的にも特異な魅力を放つ都市の謎を、とことん地味に紐解かんとする、こばよし氏の郷土愛と洞察力に溢れた連載に注目が集まっています。おそらく今後も地味に、しかし確実に京都の全貌を明らかにしていきます。

なお、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の記事を提供いただける個人ブロガーの方も引き続き募集しております!詳細はコチラ



【第9位】ナースの婚活/第1回「憧れるゥ!看護師の桃源郷」(233)

これは10月の記事なのですが、そのクールさで連載開始直後から反響の大きい「ナースの婚活」。第2回のエントリーに引き上げられる形で初回も同時ランクイン!大変残念(?)なことに、大須ぱる子女史の嘘偽りなきリアル婚活話です。面白がってる場合じゃありません。ぱる子女史と本気で結婚したい方はカザーナ編集部まで!



【第8位】小室哲哉と宇多田ヒカル―カラオケを変えた二人の天才(240)

サラリーマンのエンターテイメント、カラオケの現在と未来を探る特集『カラオケ進化論』。まずはかつて90年代のカラオケ業界を支え、そして変革のきっかけとなった二人のアーティストに注目してみました。次回はカラオケ店の風雲児「カラオケの鉄人」について書きたいと思っています。



【第7位】[第1回]牛鍋丼・並(280円)/吉野家(284)

フード特集『サムライ*ランチ』の第1回に相応しいのは吉野家以外ないと思っていました。特にこの牛鍋丼を初めて食べた時は、記事云々以前に「これで吉野家が変わる」と確信していましたから、販売開始1か月足らずで1000万食に達したと聞いたときは「やっぱり、さすが」という感じでした。

とはいえ吉野家のスタンダードが牛丼じゃないという紹介は正直どうなのか…と、実際にはエントリーするギリギリまで悩んでいました。決め手はやはり価格と豆腐でしょうか。サラリーマンの午後に必要なのはバランス。肉の勢いだけでは解決できない懸案事項を処理する時間帯ですから、しらたきと豆腐が入った牛鍋丼のバランスこそベストだと思い決めました。もちろん牛丼の美味さは競合と比べても吉野家がNo,1だと思っています。そこは本誌の共通見解としてハッキリさせときます!



【第6位】 [第4回]カルボナーラ炭焼人風(1050円)/五右衛門(289)

五右衛門のカルボナーラはやはり人気メニューみたいです。 食べログでは五右衛門各店の紹介にかなりの割合でカルボナーラ系が挙げられていますし、五右衛門の公式サイトにも「厚切りベーコンのカルボナーラ チリトマト風味」通称“カルチリ”の作り方が載っています。カルボナーラやクリーム系が五右衛門の定番であることはどうやら間違いないようですね。

この特集は、グルメ評論家ではない一介のサラリーマンである私 てつへい が、自らの舌と金銭感覚を信じてその店のスタンダードメニューを勝手に決定していますので、今後は往々にして、一般的な見解と異なる場合が出てくると思います。ただ編集方針として、一般論を書き連ねることは本誌のようなオピニオンマガジン(?)には無意味だとも考えていまして…あくまでもスリリングで進歩的建設的な議論をするための、本誌からのささやかな生活提案として受け取って頂ければ幸いです。



【第5位】[第7回]中華そば(304円)/幸楽苑(304)

この時期は仕事の都合上、ほぼ毎日幸楽苑に通っていましたが、毎回この中華そばを食べてました。実はこれに100円乗せると「特選醤油らーめん」という背脂入りのこってり味が楽しめるのですが、個人的にはどうも好きになれず…結局スタンダードをたしなむ日々でした。今度行った時は塩や味噌にも触手を伸ばしたいと考えています。中華そばが好き過ぎるので、実はイザという時に新規開拓の自信がなかったりするチキンなのですが(汗)。



【第4位】[第5回]もりそば・並(280円)/富士そば(307)

記事上にも書きましたが、通常の3倍と言われる赤い彗星もビックリの「富士山そば」は、番外編としていずれ必ず挑戦しようと思っています。



【第3位】[第3回]カツ丼・梅(490円)/かつや(336)

かつやを見つけると必ずランチの候補に入れてしまいます。常に「○○とかつやの2択」という感じです。個人的にはカツ丼だけで特集を組みたいくらいカツ丼が好きなのです。が、かつやではやはり「ロースカツ定食(690円)」も外せません。定食のスタンダードはこれで決まりでしょう。ダブルスタンダードがこの特集で許されていいのか…本当にネタが切れてきたら考えます(笑)。



【第2位】ナースの婚活/第2回「恐怖!看護師の婚活テク」(419)

人気沸騰中の『ナースの婚活』シリーズ第2回が堂々の第2位!衝撃的なナースの生態に度肝を抜かれている方も多いのでは?“婚活”というカザーナ世代が黙っていられないテーマに、現役ナースが挑む様子を今後も生々しくお伝えしていきます(ぱる子さんゴメンナサイ)。



【第1位】[第2回]釜揚げうどん・並(280円)/丸亀製麺(622)

11月の栄えある第1位はまさかのうどんでした。巷のうどん人気を反映したのでしょうか?どうやら丸亀製麺はtwitter・Facebook・mixiと各SNSに公式ページを持っているなどかなりWEB上での拡散に意欲的な会社だということが最近分かり、ちょっと納得です(本誌が紹介されてるわけではないみたいですが…)。また、2か月ぶりに更新を再開した最初の土曜の記事だったことも影響しているかも知れません。とにかく2位と大差を付けてぶっちぎりの第1位でした。記事上ではサムライ*ランチの神髄ともいえる「一品主義」を無駄に貫く難しさを解説しています。はい、どうでもいいですね。このどうでもよさが結構ウケたのかも知れません(笑)。


*          *          *


というわけで、初めて自分なりにランキングを分析してみましたが、逆に松屋の豚めしの記事がなぜランクインしなかったのか(11位)や、特集の最初の見出し記事(【特集】が頭に付く記事)が軒並みランク外になっているのはなぜなのかが、編集サイドとしては大いに気になるところです。雑誌の未来形としてこのブログマガジンを作っているつもりの自分からすれば、一番見て欲しいのは見出し記事の「能書き」なんだけどなーと。特集をおっ始めるための「熱さ」が一番表現されている部分なんだけどなーと、ちょっとグチりたくなりました。

まぁいきなり答えを探せてしまう、また探そうとしてしまうインターネット上のメディアには「物語がない」などと、出版人から有らぬ批判を受けるのはこの辺りに原因がありそうですね。ただ、そこはブログメディアの編集者が諦めずに踏ん張って、読者の中に物語をどう創出するかに懸かっているんじゃないかと思うのですが。その一点だけで、出版人が自分たちの高尚さとウェブメディアに対する優位性を信じて疑わず、崩れそうなプライドをわずかに維持してるのだとすれば、それではさすがに「持たん時が来ているのだよ」と言いたくなってしまいます。

いずれはこのカザーナの一部をMOOK形式の「プロダクト」にしてみたいという願望をここで隠すつもりはありません。ですが、もし万が一それが叶った際には、やはり書籍に相応しい形に再編集することになるんじゃないかと思います。それは出版とWEBでは、読者の皆さんに提供できる「物語」の種類が決定的に異なると感じているからです。その違いが何なのかは…今後誌面に反映していきますので、お楽しみに。

急に冷え込んで来ましたが、皆さん風邪を召されぬよう、今月もゆるーいお付き合いの程、宜しくお願いします。