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パナソニック レッツノート15周年記念イベントレポート に参加中!
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先日、パナソニック レッツノート15周年記念ブロガーイベントに参加してきました。理由は一つ。大げさではなく、ノートPCの復権をこの目で確認するためです。

実は私も年末にノートPCを購入しました。仕事の出先や移動中の空いた時間を編集や記事作成に使いたいという、完全にブロガー目線の趣味利用が目的です。で、何を買ったのかという話をこれからしようというわけです。

「タブレット」 VS 「ノートPC」

「仮にも編集者なら、なんで電子書籍も読める流行りのipadを買わないのだ?ノートPCよりも軽いし、テブラーマンの趣旨にも合ってるではないか。今更ノートPCなんてイケてない。そんなイケてない編集者のイケてないウェブマガジンなんて誰も読まないもんね。ガジェ通読んで寝よっと。」と言う人もいるかもしれませんが、そもそもこれは「タブレットかノートPCか、それが問題だ」と言わんばかりの現代のハムレットたち(?)が悶絶するほどの、近年稀に見る難問といっても差し支えありません。

タブレットとノートPCは似て非なるもの。利用目的が明確ならばやはり吟味すべきです。考えるべきポイントは一つ。主目的が「受信」か「発信」かということです。

【こんな人はタブレット向き】
もしYouTubeやニコニコ動画などの「受像」や、プレゼンボードや写真の「共有」が目的であれば、断然ipadをはじめとしたタブレット端末が便利だと思います。電子書籍についてはSONYのリーダーなど専用端末も出てきていますが、ネット環境まで求めるならやはりタブレットが現実的です。

【こんな人はノートPC向き】
Twitter以上のまとまった文章を短時間で作成する必要がある人、またはその情報をウェブ上に「発信」したい人…つまりブロガーだけでなく、企画・開発系のビジネスマンや家に帰らない学生(笑)にとっては、ノートPCがまだまだ有利です。決定的なのはキーボードの有無。タブレット用の携帯キーボードなんかもぼちぼち登場していますが、あんなものは飾りです。偉い人にはそれが分からんのですと言われてしまう玩具スペック。長時間触り続けるにはツライ。触り心地やキー配列の機微など、キーボード自体の性能の優劣まで考えると、ノートPCという選択肢ががぜん現実味を帯びてきます。

「Let's note」 VS 「Ultrabook」

とはいえ、タブレットとノートPCが「持ち運び」という観点から同線上で戦えるようになったのはつい最近のことです。昨年末、インテルが提唱する次世代ノートPCの構想「Ultrabook」に賛同したメーカー各社が一斉にUltrabookに準拠した新製品を発表。中でも東芝のdynabook R631は、13インチクラスで世界最軽量の1.12kgをたたき出し、「薄ッ!軽ッ!」ということで話題をさらいました。ここにきてようやく、持ち運びが苦にならない高性能モバイルPCが各社出揃ったというわけです。

こうして私も年末商戦に乗っかり、各社Ultrabookの性能を比較、やはりdynabookが最強かと思いつつ、総仕上げとして家電量販店で「触診」を行うことにしました。

dynabookのUltrabook(と言うと途端に分からなくなりますが)は、他のUltrabookに比べてキーも打ちやすく、外光の映り込みが少ないノングレアタイプの液晶パネル、バッテリーも無線LAN有効で7時間弱、WIMAX・SDカードスロット内臓で性能的には申し分なし。更に100kgf面加圧や76cm落下試験、30cc防滴試験をクリアした高い堅牢性と、13インチ台で世界最軽量1.12kgという持ち運びやすさが決め手となり、財布の紐を緩めようとしたその瞬間。dynabookの隣にあった、ちょっと小ぶりなノートPCに目が行ってしまいました。
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なんだ、これ。ゴツゴツしてて妙に可愛いじゃないか。しかもキーボード打ちやすい!しかもジャケット非装着で0.99kg?おいおい、液晶こそ小さいがUltrabookよりがぜん軽いじゃないか…。

そこに店員の追い打ちが加わります。

「レッツノートは、同シリーズを何回も買い換えているファンも多い人気機種ですよ」
「モバイルPCといえばレッツノートですよ」
「お客さんの趣向で言えばレッツノートもありだと思いますけどね~ちょっと高めですけど

店員の最後の小声が気になったものの、全く考えていなかった真打の登場に立ちくらみ、結局再検討ということでその日は帰ることにしました。

以前からのレッツノートファンからは鼻で笑われてしまいそうですが、とにかくこの新事実はUltrabookで8割方決めていた自分には衝撃的でした。迂闊でした。パナソニックからこれほどの高性能モバイルがすでに脈々とシリーズ化されていたなんて…。

というわけで、タブレットではなくノートPCだと決めた場合、次はUltrabookかレッツノートかという選択になるはずです。「手軽に持ち運びできるノートPC」という設計思想で一致している両者。どちらも堅牢性など気を配るべき点はいくつかありますが、やはり決め手となるのは「大きさ」「重さ」の考え方と言えそうです。

【こんな人はUltrabook向き
どうしてもディスプレイは13インチ以上がいい。そして、どうしても薄いほうがいい。

【こんな人はレッツノート向き】
とにかく軽くて小さくて高性能の方がいい。多少の厚みは気にならない。いや、むしろ多少厚みがあったほうが使いやすい。

13インチクラスで世界最軽量といっても、絶対値として重量が軽くなければ意味がないと考える人は、Ultrabookの購入は少し立ち止まったほうがいいと思います。この場合、13インチの液晶が必要かどうかというのが分水嶺です。それ以外、例えばバッテリーの持ちを見るとぶっちぎりでレッツノートに軍配が上がります(J10ハイパフォーマンスモデルで約12.5時間)。また、クイックブートマネージャーという高速起動機能が搭載されており、機種によっては電源ONからなんと最短9秒で立ち上がります。めちゃくちゃ早い。これは一度経験したら病み付きになります。

結局、ディスプレイの大きさにそれほどのこだわりがなかった私は、上記の優位性からレッツノートCF-J10を購入しました。漆黒のボディにレザージャケット仕様がカッコよく、この前うっかり机からダイブしましたが内外ともに全くの無傷というタフさ。そして圧倒的な処理速度の速さ!悩んだ甲斐あって大満足の買い物でした。

しかし、私はこの時まだ知る由もありませんでした。1ヶ月後、現況のUltrabookが比較対象にすらならないモンスター級のレッツノートが発表されることになろうとは…。(続く

変 周長
へん・しゅうちょう/1981年愛知県生まれ。本誌編集長、クリエイティブマネジャー。
Twitter ID: @_CAZANA