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パナソニック レッツノート15周年記念イベントレポート に参加中!
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昨年末にレッツノートCF-J10を購入してからちょうど2週間が過ぎた1月上旬、「パナソニック レッツノート15周年記念 SNSユーザー限定スペシャルイベント」なるものが開催されるというニュースが飛び込んできました。あの松下が、パナソニックが、ブロガーなんて得体の知れない人種を集めてイベントを開催すること自体驚きだったわけですが、そこになんとメディアジャーナリストの津田大介氏と、『Hackシリーズ』でお馴染みの小山龍介氏を迎え、「アイディアをカタチにするスキル」をテーマにトークショーまで実施されるというではありませんか。

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なんだなんだパナソニック、ゲストも含めてかなりの最先端イベントじゃないですか!

きっと誰かが「やってみなはれ」とか酒の勢いで言ってしまった結果に違いない、ちょっと前まで「マネシタ」なんて馬鹿にしてましたごめんなさい―などと調子に乗った感慨に耽りつつも、どうやらレッツノートの新製品発表会と同日に行われることが判明。レッツノートユーザー歴わずか2週間とはいえ、すでにその処理能力の速さ、長時間使用に耐え得るバッテリー能力、手軽に持ち運び可能な大きさ・軽さと堅牢性など…高性能モバイルに必要な要素をすべて満たしたこのシリーズの凄まじさは体感済みだったことから、おそらくこのイベントは現時点でパナソニックだけに留まらず、タブレット一辺倒だった近年のモバイル業界に風穴を空ける“ノートPCの復権”を賭けたものになるのではないか…そんな期待が脳裏をよぎりました。これは参加する他ありません。

ということで1月25日。やってきましたTHE GRAND HALL 品川。

まずは津田大介氏の紹介を受け登場した小山龍介氏の講演からスタート。テーマは『リアルタイムクリエイティブ』。SNSの広がりによりクリエイティブの様式に変化が現れたことに着目、それまで「一人で」「長時間」「苦しみながら」行われてきたクリエイティブの大部分が、「人とつながり」「短時間のうちに」「楽しみながら」行われるようになるという、いきなりの大胆展開です。その後の津田氏とのトークセッションでも、じゃあ構想とか長考とかいった言葉はクリエイティブと無縁になっていくかといえばそうではなく、常日頃から古典を学んで「練習」することで、初めて即興という「試合」に活かせるということが強調されていました。つまり「考えて、文献調べて、発信する」という従来の表現方法はリアルタイムではない。何より、自分の中身が薄いことに気が付かない。Twitter発想術は即興劇と同じ、これからのクリエイティブは即興性がカギとなる、と。

遅読、遅筆の私としてはとにかく色々と身につまされる話なわけで、こりゃこの先10年の生き残り方を再考せねばなどと本気で考えていたのですが、結局ビジネスマンにとっての即興性とは何か?ということで、講演のまとめとしてノマドワークの重要性があらためて指摘されました。で、「電源の心配のない」「持ち運びのできる」「タフなPC」が必要だよねという話に落ち着き、とどのつまり

リアルタイムクリエイティブ with レッツノート!

という結論に至るという見事なプレゼンテーション。思わず拍手してしまいました。その後小山氏が「レッツノートの宣伝というつもりじゃなかったんだけど…(汗)」としきりに弁明しておられたのが印象的ですが、小山氏はあくまで時代の流れの中で必要な最先端の視点を語っておられただけで、むしろそうした小山氏に弁明させてしまうくらい、時代の波を掴んだ製品をベストなタイミングで繰り出してくるパナソニックに敬意を表したいとさえ思える、個人的には非常に実のあるプレゼンでした。

究極形「Ultrabook版レッツノート」の可能性は?

CF-SX1WEUHR【税込】 パナソニック ノートパソコン Let'snote SX1シリーズ エントリーモデル [CFSX1WEUHR]【返品種別A】【送料無料】【smtb-k】【w2】さて、その後パナソニックのレッツノート開発担当者が壇上に登場、新型レッツノート「CF-SX1」の主な新機能の説明が行われました。発売から15年間、ユーザーの声を反映し続けてきたレッツノート。近年「薄くして欲しい」「カバンに入りやすくして欲しい」といった筐体に関するものや、「スマートフォンと組み合わせて仕事を効率化したい」「日帰りの出張用に小さいACアダプタが欲しい」といった仕事上の使い勝手といった点でユーザから要望があったことから、「TOUGH&CREATIVE」をテーマに改良を行い、それら要望をすべて盛り込んで完成したフラッグシップモデルがこのSXシリーズということでした。

スペックはITmedia他のサイトでいくらでも見られるのであえて割愛しますが、本体の厚みを1cm以上薄型化、さらにフラット化まで実現したにも関わらず、従来品と同程度以上の強度を保持(!?)。しかもより軽くなっているという驚異的な技術力を惜しげもなく投入。その条件下でディスプレイ解像度を高め、スマートフォンとの連携機能も実現するなど、前回レッツノートCF-J10ですでに他社の現況ultrabookを上回っていた性能差が、より開いたのは確実な情勢です。アスキー調べの予想実売価格19万5000円前後(光学ドライブなし)はさすがの強気設定ですが、もはや死角のなくなった究極モバイルの価格としては妥当なのかもしれません。

そしてエキシビジョンらしい1コマ。推定体重100kg(?)はあるだろう殿方が、なんと新型レッツノートの上に乗る展開に。

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乗っちゃってる、乗っちゃってるよ!

しかもこの直後に起動してみると、起動時間約10秒という超高速の処理速度に何の影響もなく、何事もなかったかのように使用可能に。

あなおそろしやパナソニック。多少なら踏んづけても大丈夫みたいですね…。

その後も、この衝撃映像をUSTで見た視聴者が、Twitterで「ライバルはイナバ物置ですね」などとつぶやき、それが会場の画面に映し出されて一部の爆笑を誘ったり、後の懇親会(と称したブロガー記者会見のような場)で、Ultrabook版レッツノートの可能性について津田氏が質問した際、パナソニック・レッツノート総括の坂田厚志氏から「パナソニック全社的にIntelのUltrabook構想をサポートしていくという(新製品発表会での上席の)発言からしても、期待して頂ければ」と、パナソニックがUltrabookの開発に取り組んでいることも示唆されるなど、まさに『リアルタイムクリエイティブ』の面白さを肌身で体感した夜でした。

レッツノートCF-SX1は、2012年2月24日発売予定。

変 周長
へん・しゅうちょう/1981年愛知県生まれ。本誌編集長、クリエイティブマネジャー。
Twitter ID: @_CAZANA