先日の記事で本誌編集長直々に、稲沢市出身の若者を中心とした自力運営イベント『ZAWA友FESTA』について紹介がありましたが、なんと取り上げた本人が当日仕事のために参加できないという事実が判明!!

せっかく記事として取り上げた以上、その中身までしっかりとお伝えしなければ「次世代サラリーマンの働く未来」につながらないではないか…というわけで、今回は私が編集長に代わり7月16日(祝)に行われた『ZAWA友FESTA』の会場まで突撃取材を敢行することにした。

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開催間もない稲沢市民会館に到着すると、フリーマーケットやキャンドルショップ、植木販売などのコーナーが立ち並ぶ入口付近の芝生エリアは早くも数多くの人だかりで埋め尽くされており、会場全体はすでにお祭りの雰囲気に!

また、受付からイベント会場となるホールに向かう通路には子供向けの玩具コーナーや子供たちによる祭りの光景を描いた共作絵画があり、ホールに向かう人たちの目に留まる仕掛けになっていた。

このような空間作り一つをとってみても、自分たち若者世代だけではなく、小さい子供からお年寄りの方まで幅広い世代に参加してもらい、一緒にこの祭を盛り上げていこうという企画者側の熱い心意気が感じられた。

しかし、『ZAWA友FESTA』の魅力はこれだけではなかった。イベント会場のホールに入ると、来場者を巻き込むパワフルな企画の数々が待っていたのである。

Mica/ZAWA友FESTA

まず、シンガーソングライターMicaさんによるピアノライブ。ポップな演奏と温かい歌声で、聴衆をじっと聴き入らせる場面あり、観客と一体となってジブリなどの定番曲を合唱する場面ありと、1時間があっという間に感じられるほど中身の濃いライブだった。

いなっピー/ZAWA友FESTA

続いて行われたのが、稲沢が誇る猛者たちによる腕相撲最強決定戦「第3回 腕-1グランプリ」。なんと稲沢が誇るゆるキャラ「いなっピー」も数々の猛者に交じって参戦(笑)。

当日参加OKということもあり、軽い気持ちで自分も参加してみたところ、あっさりと蹴散らされる事態に。やはり稲沢の男たちは強かった…。

夕方から夜にかけては、稲沢で活動するバンド5組のライブが始まり、祭りはさらにヒートアップ。ロックあり、ジャズありと、まさに「ZAWA友」によるパワー炸裂といった会場の雰囲気であった。

そして、今回の祭の実行委員でもある岩田周作氏が自らボーカルを務めるバンド「MEGANTE」が大トリとして登場すると会場はこの日一番の盛り上がりに。まさに「稲沢の底力ここにあり!」といった熱くパワフルな演奏と歌声で観衆を魅了していた。

MEGANTE/ZAWA友FESTA

今回取材を行っていく中で、来場したお客さんが大いに楽しんでいたことはもちろん、様々な企画やイベントを立案し、当日の運営にもあたっていたスタッフ自身も一緒になって祭りを楽しんでおり、まさに来場客と一体となって祭を盛り上げようとしていた点が非常に印象に残った。

このことは、今後私たちの世代が中心となって地域のまちづくりを進めていくための大きなヒントになるのではないだろうか。即ち、何においてもまず自分たちが積極的に関わり、その仕事や作業そのものを楽しむことが、成功への第一歩に違いないということだ。

まずは自分たちが「まつり」として楽しむ姿を示すことで、それを見た周囲の人たちの関心を高め、次はその人たちを巻き込むことで取り組みを徐々にスケールアップさせていく。その結果、最終的には国や地域の「政(まつりごと)」につながっていく。彼らの活動は「実行すること」の強さを如実に示しているようだった。

『ZAWA友FESTA』は今年でまだ2回目の開催ということだが、これからの運営次第では、まだまだとんでもない発展を遂げる可能性を秘めていると言えるだろう。

このような地域の若者たちによる自主運営の「まつり」が、今後日本各地で行われるようになり、それらに積極的に参画する人が増えていくことが、今後私たちの世代が中心となって、この国に漂う閉塞感を吹き飛ばし、新たな形の「まつりごと」を作り上げるきっかけとなるのではないかと思えてならない。

YUKI
ゆうき/愛知県で生まれ育つ。現在は県内の某自治体で勤務。世間の公務員バッシングと実際の業務のジレンマに悩みつつも、住民の幸せと自分の幸せの両立を目指し、日々の仕事に励む。
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