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自由が丘「モンサンクレール」の辻口博啓パティシエ監修のキャラメルカフェラテをコンビニで発見し、思いがけず買ってみた。マウントレーニア20周年記念の期間限定商品ということだが、飲んでみると、これが素晴らしい。コクのあるミルクがしっかり甘いのだが、それが前に出過ぎず、むしろその直後に良質なエスプレッソと生キャラメルのまろやかなほろ苦さを堪能できる。「いや~おれ今日キャラメルカフェラテ飲んだったわ~。さすがモンサンクレールだわ~。」などと、思わず地獄のミサワ的な充足感に満たされる。147円とは到底思えないクオリティである。正直今まで、マウントレーニアでこれほど美味いと感じたことはなかった。20周年の意地を感じた。

東京に住んでいた時、いつか注文してみたいと思っていた「モンサンクレール」のクリスマスケーキを初めて食べた時の感動は、今も忘れられない。見た目は何の変哲もないただのショートケーキなのだが、今まで食べたどのケーキをも凌駕する味だった。

何が違うのか。素材のバランスが考え抜かれていたのはもちろんだが、最も突出していたのは生クリームの味だ。生クリームとは、果たしてこれほど繊細なものだったのか…。筆者が今まで食べてきたケーキは、お腹がいっぱいになる前に胸がいっぱいになってしまい、とても2個3個食べられるようなものではなかったが、「モンサンクレール」のケーキは充分にスイーツの甘さを楽しめるにも関わらず、決してくどくなく、上質なクリームのまろやかさや舌触りというような「質感」がふわっと口いっぱいに広がり、食べた者にしか分からない幸福感に包まれる(それ言っちゃオシマイだろ)。もう男だとかそういうのは関係なく、何個でも食べたくなるのである。

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とにかく今回のキャラメルカフェラテは、147円というマウントレーニアの厳しい制約の中で、モンサンクレール特有の奥深い甘味を再現したということだけでも、賞賛に値するものだと断言できる。気になる方は是非手に取ってみてはいかがだろうか。